
1993年1月からTBS系列で放送された「高校教師」全11話。教師と生徒との禁断の愛を軸に同性愛、レイプ、近親相姦といった、それまでTVドラマではタブーとされていた題材を脚本家・野島伸司が描き、平均視聴率21.9%、最高視聴率33%を獲得する大ヒット・ドラマとなった。主人公の高校教師・羽村隆夫役に真田広之、羽村と恋に落ちる女生徒・繭は桜井幸子が演じた。また、森田童子による主題歌「ぼくたちの失敗」も大ヒットするなど90年代を代表するドラマ。
大学院助手から女子校教師になった羽村隆夫は、3学期の始まる朝、キセルの疑いで捕まった生徒、二宮繭を助ける。羽村を信頼できると感じた繭は、校舎の前で突然「守ってあげる」と。同僚教師の宮原志乃から生徒との恋愛は厳禁と忠告されるが、繭が急接近。帰宅する羽村を尾行し、部屋に上がり込む。その時、羽村の婚約者の三沢千秋が来訪し、繭は逃げ帰る。数日後、繭は千秋が見知らぬ男とホテルに入るのを目撃する…。

1993年10月からフジテレビ系で放送された、柴門ふみ原作の同名マンガをドラマ化した「あすなろ白書」。主人公・園田なるみを中心にした男女5人の大学生のリアルな生活を描き評判になり、平均視聴率27%、最終回は31.9%という数字を記録する大ヒット・ドラマとなった。主演の石田ひかり扮するなるみと、筒井道隆扮する恋人・掛居保の、結ばれては擦れ違う恋心と、木村拓哉の初々しい演技に注目。脚本家・北川悦吏子がその才能を発揮し、藤井フミヤが歌う主題歌「TRUE LOVE」も大ヒットとした。
なるみは念願の大学に無事合格し、入試の時にシャープペンシルを貸してくれた掛居や取手、星香、松岡らとあすなろ会を結成した。なるみは花火の時に掛居にキスをされてから、どんどん彼にひかれていく。ある夜、掛居のバイト先に弁当を持ってたずねるが、そこで見たものは掛居を迎えにきたトキエの姿だった。彼女がいても”好き”と真正面からぶつかるなるみは、トキエの嫌がらせにも負けない。愛情の薄い家庭に育ったせいか、自分を押し殺した生き方しかできない掛居にとって、なるみは素直で新鮮だった。そしてトキエとやっと別れたその足でなるみに会いに行き、2人はやっと結ばれしあわせいっぱいの日々を送る。が、なるみの一生懸命さが時には掛居を束縛するようになり、2人の間に亀裂が入り始める。クリスマスイブも掛居との行きちがいから、取手と関係を持ってしまい別れが決定的になる。そんな矢先、松岡が交通事故死、掛居は京大を受け直す為に京都へ、取手は海外へ、星香は死んだ松岡の子を身ごもり神戸の実家へとそれぞれ旅立っていく。こうしてあすなろ会はバラバラになり、4年の月日が流れた…。